編入試験と大学のGPAを両立するコツ

大学生活

令和8年度の3年次編入試験において、東京農工大学と神戸大学に合格しました。

編入試験の対策を進める一方で、現在在籍している大学では、通算GPA3.97を維持することもできました。

編入試験の対策をしながら高いGPAを維持するメリットと、そのコツを自分なりに考えてみました。

自己紹介

  • 地方国公立大学2年生
  • 2年前期までの取得単位数… 69
  • 2年前期までの通算GPA…3.97/4.00
    →1年前期3.90、1年後期4.00、2年前期4.00
  • TOEICスコア…880(大学1年7月に取得)
  • 受験大学…東京農工大学工学部合格🌸、神戸大学理学部合格🌸

私がこんなに高いGPAを取れたのは同学部への編入で両立しやすかったというのはありますが、少しでも参考になれば嬉しいです。

GPAを高く保つメリット

1.奨学金にエントリーできる

大学を通して財団などに応募する給付型奨学金は、応募条件としてGPAの下限が定められていることがあります。
(例:私が採択された財団では、GPA4.0満点中3.5以上が応募条件でした。)

また、給付期間が1〜2年の奨学金も多く、編入試験を受ける予定があっても応募可能です。ただし、給付期間が編入後にまたがる場合は要注意。「転学届を出して継続できる」ケースと、「編入時に給付が終了する」ケースがあるので、必ず募集要項を確認してください。

2.研究室・ゼミ配属で有利になる

万が一編入試験に失敗したとしても、在籍している大学で希望するゼミや研究室に入れる可能性を広げられます。

研究室配属は、希望が集中するとGPA順で決まることが多いです。研究室ごとに雰囲気はかなり違い、

  • 夜遅くまで残るのが当たり前
  • 外部院試や就活に非協力的
  • 言葉や態度がきつい(いわゆるアカハラ)

といった「ブラック研究室」も実際に存在します。評判が悪い研究室には希望が集まらず、結果として成績が低い学生が回されるケースもあります。

外部の大学院の試験に挑戦するにしても、研究室の環境が良いかどうかで勉強時間や生活の質は大きく変わります。その意味でも、GPAを高く維持しておくことは「保険」になります。

3. 編入後の単位認定のために、履修登録の上限を突破できる

多くの大学では、1学期に履修できる単位数に上限(20〜24単位程度)が設けられています。

この上限を超えて履修するためには、

  • 教職課程や副専攻を履修している
  • これまでの成績が優秀である

といった合理的な理由や「信頼」が必要です。逆に、教職や副専攻を取っていない上に成績も低い場合は、申請しても認められにくいです。

編入後の単位認定に備えて、できるだけ多くの単位を取っておいた方が安心。そのためにも、GPAを高く保っておくことが有利に働きます。

4.面接の不安要素を減らせる

GPAが極端に低かったり、専門科目を落としていたりすると、面接で理由を問われることがあります。

  • 「なぜ成績が良くなかったのか」
  • 「〇〇の科目を落としたのはなぜか」

こうした質問に合理的な答えをするのはなかなか難しいものです。筆記試験が合否の中心とはいえ、面接でマイナス印象を与える要素は少ない方が安心です。

「今の大学でも最大限努力してきた」という姿勢を示すうえで、GPAという数字は最もわかりやすい根拠になります。

編入対策をしながらなるべく高いGPAを取るために

ここからは、私が実践していた履修戦略やGPAを落とさないために心がけていたことを紹介します。

1. 興味だけで授業を取らない

編入を目指すと決めた時点で、「この授業面白そう」という基準は一度捨てた方がいいです。
どれだけ内容に興味があっても、落単率が高い授業は思いきって履修をやめる勇気が必要です。

  • 教員本人が「成績は厳しめです」と公言している授業
  • 先輩や友人から「テストがかなり難しい」と聞く授業

こうした授業は、早めに履修取り消しを検討しましょう。編入試験の勉強と両立するには、リスクの高い科目を抱え込まないことが大切です。

2. 評価方法のバランスをとる

大学1年次は教養科目の履修が多く、授業によって評価方法がバラバラです。私は「評価方式の組み合わせ」に気を配って履修していました。

例えば、主な評価方法として以下のように挙げられます。

  • 期末試験のみで評価
  • レポート+期末試験で評価
  • 毎回の小テスト・レポートで評価(試験なし)

期末試験のみの授業は、出席点や課題がないため編入の勉強と両立しやすい一方、試験期間に負担が集中してパンクしやすいです。
逆に、小テストやレポート中心の授業はコツコツやれば確実に単位が取れますが、常に時間を取られるため編入対策が削られるリスクがあります。

私は、期末テストのみで評価される授業と、毎回の小テストやレポートで評価される授業を半々くらいで組み合わせて、できるだけ期末テスト期間の負担を減らしつつコツコツレポートも出すという戦略で成績を稼いでいました。

評価方式が偏らないように、複数の評価方式を織り交ぜて時間の負担を分散するのがおすすめです。

3. 単位認定制度を活用する

大学によって、英語や第二言語などの一部科目は検定試験で単位認定が可能です。

TOEICやTOEFLなどの結果を使って単位認定を申請すれば、テスト勉強やレポートを省略できるので、授業の負担を減らすために有効です。私は、TOEIC880点で英語の単位を4単位取ることができました。結構大きい収穫です。

さらに、TOEICやTOEFLは編入試験の英語の点数として換算されることが多いので、編入試験の対策にもなり一石二鳥です。

4. 授業と編入試験の試験科目をリンクさせる

2年次以降は専門科目が増えますが、編入試験で必要になる科目と関連する授業を積極的に履修すると良いと思います。

独学で理解していた内容を授業で改めて学ぶことで、自分の解釈の甘さや知識の抜けを補えました。編入試験と同じ科目の授業は定期試験もかなり楽に感じられ、成績が安定しました。

さらに、編入後の単位認定がスムーズに進むというメリットもあります。
「授業が遅く感じるから」といって編入科目を自己学習だけに頼り、授業を切ってしまうのはリスクが大きいです。落ちたときの保険や単位認定の観点からも、履修はしっかり確保しておくのがおすすめです。2年生に進級すると、専門科目も増えてくるかと思います。

5. レポート提出とテスト勉強を怠らない

当たり前ですが、最終的にはこれに尽きます。

レポート1つ提出し忘れるだけで、スタートラインの評価が1段下がることも多いです。小さな積み重ねを甘くみてはいけません。

とはいえ、編入勉強と並行して関係ない科目のテスト勉強をしていると「今こんなことをやっていて大丈夫かな……」と不安になるかもしれません。
でも、数日間は割り切ってこなしましょう。GPAを落としたくないなら、ここは我慢どころです。

 私自身も編入試験に全く関係のない科目のテスト対策をしていたときは「こんなことにかまけていて編入試験に落ちたらどうしよう」と心配になりましたが、数日間我慢すれば良いだけです。じきにやってくる長期休暇で全力で勉強すれば大丈夫なので、落ち着いて取り組んでください。

最後に

編入試験の対策は、今在学している大学の成績とも両立可能だと考えています。(特に同学部に編入を目指す場合は。)

編入が万が一ダメだったときの「保険」として、GPAを確保しておくのも精神的な余裕に繋がると思うので、参考にしていただけると幸いです。

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