編入試験本番でやってはいけないこと10選。筆記・面接の失敗を防ぐために

編入試験

みなさんこんにちは。

令和8年度の3年次編入試験で、神戸大学と東京農工大学の両方に合格しました。

試験本番では、いつもと違う精神状態から思わぬミスを引き起こしてしまい、失点につながることがあります。

今回は、私が受験したとき実際に意識していたことも含めて、試験本番でやってはいけないこと10選をまとめます。

筆記試験編

1. 直前に見る資料が決まっていない

試験直前は頭が緊張で散らばります。ここで「何見よう…」と迷うと、それだけで気力を消耗してしまいます。
見返す資料は、事前に固定しておきましょう。

おすすめの振り返りリスト

  • 自作のまとめノート(公式・頻出パターン・注意点だけ)
  • 解いた過去問の「間違えた問題だけ」チェックリスト
  • 教科書・参考書の「付箋を貼ったページだけ」(全部読み返そうとしない)

コツ

  • 「試験開始5分前に見るものはこれ」と決めて、前日までに用意
  • 直前は新しい知識を増やすより、ミスを減らす確認が優先

2. わからない問題に固執する

本番で難問に当たると、焦って時間を溶かしがちです。でも、合否に響くのは「難問を解けるか」より、解ける問題を落とさないことです。

やってはいけない行動

  • 1問に執着して時間を使い切る
  • 「あと少しで解けそう」に引っ張られて沼る
  • 計算問題の見直しを全くしない

おすすめの切り替えルール(例)

  • 5分考えて筋が立たない → いったん飛ばす
  • 計算が重くて思ったより時間がかかる → 条件整理だけ書いて後回し
  • 迷う選択肢問題 → 消去法で候補だけ残して次へ

勉強を頑張ってきたあなたが難しいと感じるなら、他の受験生も苦戦している可能性が高いです。それよりも、ライバルが解ける標準問題を落とさないほうが確実に効果的です。

3. いつもと違うことをする

本番は、難易度や時間配分が想定とズレます。そこで突然、普段と違う戦い方をすると崩れやすいです。

ありがちな失敗例

  • いつもは大問1から行くのに、焦って順番を変える
  • 時間が足りない気がして、途中式を書かなくなる
  • いつもより丁寧にやりすぎて、最後まで到達できない

過去問を解いている段階で、大問を解く順番や大問ごとの時間制限などをしっかりと決めてそのルールを本番でも崩さないようにしましょう。

4. 休憩時間に答え合わせをする

休憩時間に、自信がなかった問題の答えが当たっていたか気になる気持ちは痛いほどわかります。でも、そこで以下のように答えを確かめようとしてはいけません

  • スマホを開いてネットで検索する
  • 参考書で調べる
  • 会場にいる友達と答え合わせをする

外れていた場合は次の科目まで失敗を引きずるし、当たっていた場合でも妙に安心して集中が落ちることがあります。とにかく、どちらにしても、得点が増えることはありません。

受験生それぞれが自信のない問題があるのは当たり前です。

気持ちを切り替えて、次の科目のための準備をしましょう。

5. 「緊張しちゃだめだ」と焦る

試験本番で緊張するのは、当たり前です。

今までたくさんの時間をかけて準備してきたことが、ものの数時間で「合格」か「不合格」か結果が出てしまうわけですから、怖くなったり、緊張したり、焦ったり、そういった感情の変化があるのは自然なことです。

緊張している自分を俯瞰して、受け入れてください。いい緊張感は、むしろ味方につけて集中力を生み出すこともできます。

すぐできる対処

  • 呼吸を長く吐く:吸うより吐くを意識すると落ち着きやすい
  • 手順を頭の中で再確認:「まず易問→次に標準→最後に難問」など

面接

6. 丸暗記で答える

丸暗記で答えると、棒読みになりやすく、少しでも質問が違うと対応できなくなってしまいます。準備してきた話を言いたい気持ちが強いと、質問からズレてしまい、「会話できない人」に見えてしまう可能性もあります。

それよりも、大まかな流れやキーワードを決めその場で組み立てると、細かい内容を忘れてしまってもある程度筋の通った回答を保つことができます。

面接官の質問の内容をしっかり聞いて、要点を押さえた回答を臨機応変にできるようにしましょう。

7.自信のない印象を与える

受け答えの内容だけではなく、話し方の意識も忘れないようにしてください。

同じ内容でも、自信があるように話せば説得力が増します。以下は、自信があるように見せるための話し方の例です。

  • 声をワントーン明るく
  • 口角を少し上げる
  • 姿勢を正す
  • ハッキリ言い切る

特に、緊張するといつもよりも声が小さくなったり表情が固まったりしやすいです。

「自分をプレゼンする場」だと思って、自信がある話し方を意識するようにしましょう。

8. 話が長い・回りくどい

長く話しすぎると、「結局何が言いたいのか」が面接官に伝わりづらいです。また、緊張している状態で長々と喋っていると自分でもどこに帰着すればいいのかわからなくなってしまいます。

的確に伝えるためには、結論をしっかりと言い切るようにしましょう。

例えば、最初の1文は結論で区切って、その後に理由や具体例、今後の展望を続けるとより整理された伝わりやすい内容になります。

9.わからないことに適当に答える

面接では、全く想定していなかった観点からの質問や、聞いたこともない専門知識について聞かれることも珍しくはありません。

そこで、咄嗟に適当なことを並べたり、「知ってる」と嘘をついたりすることは危険です。もし深掘りされた場合、かなり印象が悪くなります。

「その点は勉強が足りず、現時点では十分に答えきれません。」

「ただ、関連する点として〜は理解しています」

「今後は〜の文献を読み、理解を深めたいです」

など、誠実に答える姿勢と今後の学習意欲を見せるのが安全な回答だと思います。

想定外の質問が来たときの回答の型をあらかじめ決めておくと落ち着いて対処できます。

10.自己アピールを全くしない

英語学習や専門科目のこと、課外活動など、質問されたときは自己アピールのチャンスです。他の受験生よりも優れていると自信がある点に関しては、自分の努力や結果を自信を持って話しましょう。

アピールポイントが何もないと、「普通の学生」という印象で終わってしまいます。今まで頑張ってきたことを伝えられずに終わってしまうのはもったいないです。

もちろん、聞いてもいない全く関連性のない話題を挟んだり、質問されていないのに喋り出したり、といった行動は印象を下げてしまいます。

面接は受験生を評価する場ですので、適度にアピールしましょう。

最後に

試験の本番で怖いのは、難問そのものよりも「当日の行動ミス」で点が消えることです。

本番でやってはいけないことの多くは、実力不足ではなく、焦りや迷い、緊張から起きる事故です。
落ち着いて試験に臨んで、積み上げた努力をきちんと得点に変えられるようにしましょう。

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